前編の続きです。
つづいて豆しばの耳の編み方です。
耳も棒針編みにこだわってみました。
糸の太さで耳の大きさ変わるので、太さによってパターンを変えます。
基本の耳
わを作ってかぎ針で6目作り目する
6目すべてに右増目(12目)
2段増減なし
二目一度+表1目 を繰り返す(8目)
2段増減なし
すべての目で二目一度(4目)
20センチくらい残して糸を切り、編み針を抜いてループに糸端をくぐらせて始末します(伏せ止めはしません)
※最初の作り目をしたら(1)、かぎ針をそっと抜いて輪をしぼります→花のかたちになります(2)
最初の3目と残りの3目で2本の針に分けます(3)
ちなみに糸はこれ
キャンドゥ、セリアでおなじみ☆ごしょう産業さんの糸にしました。
小さい耳
耳用の糸が太い場合はこちらで
わを作って4目作り目
4目すべてに右増目(8目)
増減なし
二目一度+表2目 を繰り返す
増減なし
表1目+二目一度 を繰り返す
糸始末
大きい耳
糸が細い場合のパターンですが
二本取りにして基本の耳の方がいいかもです
わを作って6目作り目
6目すべてに右増目(12目)
3段増減なし
二目一度+表2目 を繰り返す
増減なし
二目一度+表1目 を繰り返す
増減なし
すべて二目一度
豆しばの目
豆しばの目のパーツってある意味最大の難関でして
ずっと悩みの種だったんですけど…
あれこれ試してこれが一番簡単かなと思いました
材料…100均の樹脂ホック(黒)10mm
※直径は豆しば本体の大きさに合わせて選んで下さい
100均の樹脂ねんど(白)、接着剤、レジンもしくは透明マニキュア
ニッパー こびょう(使う場合)
樹脂ホックのパーツに、極小のねんどを丸めてつぶし、乗せて周囲を透明マニキュアなどで覆って固めます
後ろにでっぱりがあるので先にカットしておくといいです
これは奨励するやり方じゃないんですけど…
目のパーツの裏に足が付いていると、「位置決めしやすい」「安定しやすい」ためにこびょうを接着剤で付けています。
こびょうはこのために買ったのではなくたまたま家にあったのを使ったのでちょっと長いかも。
※なくても制作可能ですし、もしもベビーのおもちゃにする場合は危ないのでつけないでください。
豆しばの鼻・口
これも悩みの種だったんですが、刺しゅうが上手だったら直接編み地に刺しゅうするのがいいかなと思うんですが
私はどうしても不器用で刺しゅうが下手くそで(´;ω;`)
編みだしたのが「レース針で編んで形を作って縫い付ける」方法です…(レース針も安くないのでメルカリにお世話になりました💦)
黒の刺しゅう糸を3本取りくらいにして(※本体の大きさによって変えてください)レース針で編みます。
できるだけきつめに編みます。縫いつけ用に始めと終わりに糸を20㎝くらい残します。
【鼻と口の編み方】
くさり編み 7~8目
中長編み1目(編んだくさりの針から2つ目くらいに編む)
くさり編み 5~6目
このようなかたちになります
小さすぎて中長編みを編むとき針を刺すところがよく見えない…
左右の腕?を交差させます
※なんとなく上下があります、鼻(中長編み)上部が平らになる方が上です
交差部分につまようじにボンドを付けて塗り、動かないように固定します
本体に付ける
裏がわにボンドまたは接着剤をごく少量つけて本体に付けます
中心より若干上くらい
刺しゅう針を使って縫い付けていきます
目はまだ足を刺しただけの仮置きの状態です
縫い付ける際に整形しながら(ちょっと肉付け?するように)、かたちを整えます
耳の縫い付け
上から眺めて左右対称になるように位置を決めます
私は若干斜め後ろに付けるのが好きです(^-^;
✨完成✨
💗💛💜
終わりに
可愛い豆しばを作りたくて構想するうち3年くらい経ってしまい
今回やっと実行に移せました✨
豆しばの形って丸っこくて単純そうだけど体の前後で大きさが違うこと・背中にへこみがあることで散々苦労しました(;”∀”)
自分なりのこだわりとして
・編み始めor編み終わりが顔の中心にこないように
・できるだけ単純構造にして再現性をもたせる(複雑怪奇な編み図にしない)
の2つを守りながらこの編み図を完成形としました。
とはいえ体の前後で大きさを変えるために引き返し編みを2回するのがちょっと難しいかもしれないですね。
豆しば大集合♡
ベベヒナ(ベビしば)は体を短くするため最初の作り目を鎖編み9目(→1段目18目)に減らし、3/6/3/6目でスタートしてみました。(残りの編み方は同じ)
アレンジ豆しばはまだ作りたいのがあるので(エプロン付けたやつ)制作したら画像追加する予定です🎵